2019年09月
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ぼかし屋 友禅
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03-3877-2275
東京手描友禅、染め帯の展示
2019,09,27, Friday
東京都工芸染色協同組合 七支部員で染め帯の展示を行っております。
ぼかし屋の出品は、前回ブログで染め風景をご紹介した橘の染め帯一点です。
糸目糊
がとれてスッキリと白い線が浮き出てます。だから
糸目友禅
とも呼ばれます。
お太鼓に締めるとこんな感じ。
表参道にご用の節はお立ち寄りくださいませ。
明日28日は会場におります。
お知らせ
| 11:19 AM
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橘の染め帯
2019,09,18, Wednesday
帯を締めると前柄とおたいこ柄にバッチリ
橘の実がたわわに実っている図
で染め帯を作りました。
地染
帯なので少し厚手の生地。
青味の強い緑色です。柑橘類の葉っぱの色からとりました。
色挿し
ミカンではなく橘の実、念のため(^^;)
色を
試し染めしながら
挿していきます。
橘は春夏秋冬、葉が緑であることを称えた歌が万葉集にあります。
実がたわわになっても葉が濃い緑
であるのは、例えば、
葉も色づく柿の色合いとは違う
ということです。
おめでたい木とされていて、お雛様の左右に桜と橘がありますね。
ぼかしを多用して黄色からオレンジ色、少し緑色の残る橘の実を描きました。
前々回にご紹介した「
片歯刷毛
」が大活躍です。
熱源にさらして乾かせながら作業
するのは、滲みだしを防ぐため、キレイにぼかすため。
色挿し終了。蒸して、糸目糊を落とし、水洗い、湯のしをお願いして完成へ。
橘は実さへ花さへ その葉さへ
枝に霜ふれど いや常葉の樹 聖武天皇
ぼかし屋の作品紹介
| 11:40 PM
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