色の配置、赤いスポーツカー

 
赤いスポーツ車


素敵な赤!
実は先日5月7日まで放送されていたNHK BSのドラマ「グレースの履歴」の放送画面を写したものです。
おとぎ話的なストーリーが魅力的でした。それ以上に映像がとてもとても美しく、紹介したいと思います。勝手に紹介、なのですが(^^;)
紹介したい一番のポイントは赤の美しさと配置です。


画面の中の赤色。赤は強い色ですが、ストーリー自体はセピア色やワビサビのグレーな世界。その中に赤い車を馴染ませるように要所に赤色が置いてあるのです。






NHKの放送ですが車名(社名)は明らか。
車はHondaのF800というスポーツカーであることが重要な意味を持っています。四輪車メーカーとして創成期の作品だそうです。


街から街へ巡るストーリー。途中の風景も撮影の苦労が偲ばれます。彼岸花はどこでも咲いているわけではないですから。




フロントガラス一杯の夕焼けは見事でした。


主人公が縁あって訪問した仁科オートサイクル。二輪車の修理工場。大看板は赤です。焦げ茶色の背景によく合っていますね。壁面の窓ガラスに車の赤が写っていますよ。
その親父さんと車を前に語らう場面。


渋カッコイイ親父役、宇崎竜童さんの足元をご覧ください。真っ赤な靴下。こういうことは演出家が手配するのか俳優さんのアイデアなのか…知りたいところです。親父さんは別の画面(靴下が写らない)では作業服から覗く襟巻が赤でしたよ。


修理工の親父さんの若かりし頃の思い出場面。昔この車を修理したことがあったのでした。


石造りの背景に赤い車。覗き込む若者。


彼の工具入れはもちろん赤


テレビ画面を素人カメラで写しているので限界を感じます。放送ではもっと陰影が美しかったので残念です。
再放送があると期待しております。


このスポーツカーは栃木県茂木市にあるHondaのコレクションホールで見ることが出来ます。Hondaのテーマパークの中にあり、二輪、四輪の往年の名車やF1カー、最新型まで展示されています。
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東京手描き友禅 模様のお話 | 07:02 PM | comments (x) | trackback (x)

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